これまでずっとナイスカットミルを使ってきました。 音、微粉、時間がかかる、バラつきあり、などいろいろ言われている通りですが、味にはとても満足していました。 しかしもう一つ気になって仕方ないミルがあり、買わないでいつまでも気にしているより、年金生活に入る前に清水の舞台から飛び降りるつもりで、買うことにしました。 それがこれです。 思った以上に微粉が飛び散ったのには驚きましたが 聞いていた通り、音も静かであっという間に挽き終わり。 挽けた豆は美しく粒がそろって、香りも立っています。 味も明らかにこれまでとは違いました。 同じ豆なのに、しっかりした中にまろやかな甘味が加わったような味わいでした。 同じ目盛りでもナイスカットより細かい気がするので、次回は少し粉を減らしてもいいかも知れません。 まろやかな分、豆の個性(苦みや渋み）は控え目になるらしいのですが、うちはみなまろやかなのが好きなので、良かったと思います。 しかしこれまで大活躍してくれたナイスカットミル、こちらも手入れを怠らなかったのできれいでどこも壊れていませんし、何より愛着があります。 仕舞い込んだりしないで、気分によって使い分けようと思います。 大変贅沢な話ですが、無趣味な私の唯一の道楽だと思えば 『あり！』だろうと勝手に納得しました。 長年の夢が叶った思いです。