勧学とは、日本仏教を極めた指導者の称号です。 浄土宗や天台宗は、僧階のほか学階があります。 浄土真宗では、勧学寮と言う組織でおり 道統を継ぐ門主の諮問機関として教学に答える 今回この書籍は、この勧学寮から本願寺出版社が出版 親鸞聖人の生涯を通じ学ばれた時代より宗門を興され 現代へと引き継がれた浄土真宗の成り立ちから 教えの入門書とし大まかな基本を解説したものです。 日本(他)で一番門信者が多い宗派 それだけのお寺が存在する事になり その中から勧学寮に属される方は いくら「あるがまま」の他力とは言え 学僧から住職をまとめ導きながら 親鸞聖人(この場合西本願寺)の 教えを引き継ぎ後世へと正しく伝える 時には時代背景とともに変える事を強いられる しかし伝承の本来真髄は維持される 興味を持ち購入したが、勧学寮の本は僧が読むもので いち門徒としては内容的には何となくであり 透き通った水たまりの表面に 手を差し込む事どころか さっとてのひら撫でたが 波紋もおきなかった様な気がする。(苦笑)