一年前、繊維筋痛症と仙腸関節障害とほぼ同時に診断されました。痛みで体を起こせず寝たきりになり半年入院しましたが、どの薬も効かず合わす副作用があったりで、担当医はお手上げ状態でした。 入院中、運良く海外でナチュラルメディスンと言われる自然の全身疼痛止めを紹介してもらい、それが劇的に効いて歩けるようになりましたが、それでも日々の生活の中で痛みが出るので必ず飲まなければなりませんでした。保険が効かないので、金銭的にかさむなぁと思いながらも頼っていました。 退院後、新しく繊維筋痛症でかかり始めた、今までの担当医とは桁外れに知識豊富 & とても優しい医師（全国的に有名な方だそうです）に、こちらの本を紹介していただきました。 まだ2章までしか読んでいませんが、呼吸の仕方体の動かし方など、理論とイメージと両方でわかりやすく説明されていて、素人の私でも簡単に理解することができます。呼吸の質が変わるのか、本の通りに体に意識を向けるだけでも、痛みがなくなります。更に、筋肉の緊張がなくなり、痛みが瞬時に消え、全く別人の体のように感じます。 本当に驚きました。 体に力が入らない状態が1番力が出るという言葉の意味も、初めて体感しました。筋肉の緊張で痛みが痛みを呼ぶ状態だったのが解消され、痛みがほとんどなくなり、痛み止めを飲む頻度が減りました。 私は医師に勧められた通り、真北先生の体の動きをまずYouTubeで確認し、イメージを持ちながら、それからこの本で体の動かし方を勉強しました。まだ完読していませんが、たった2章まで読んだだけで、ここまで体の痛みが楽になったので、繊維筋痛症や仙腸関節障害で体の痛みに苦しんでいる方、またペインクリニックにかかっている方などにもお勧めしたく思い、レビューを早めに書いておこうと思いました。本当にオススメです。 ただ、体の部位の専門的な名称が多々出てくるのですが、素人には全くわかりません。インターネットで調べられない環境の方は、本に出てくる名称の部位をメモして担当医に質問したら教えてもらえると思います。 本に出てくる全ての体の部位は、読者にわかりやすいように出版社側が解説ページを別に設けてくれたらより良かったなと思います。それでも、これほどの助けになる知識というのは他でなかなか得られないと思うので星5つ以上の満点です！素晴らしい本をどうもありがとうございました。