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4.00 レビュー(3件) |





期待を裏切らぬ作品ですが、イスラム関係の語には、訳注が欲しいところです。
人名か役職名かが分からなくてもどかしいところがありました。
しかも、最後の場面がどうもわからなくて、原作を読みたくなりました。
それに値する作品です。





まるで舞台劇のようで、場面は一室、登場人物は夫婦の二人。
彼女がすべてのインターフェイスになっている。
夫と妻、現在と過去、部屋とその外、読者と(おそらく)イスラム圏のアフガン。
そして、彼女が自由になるためのインターフェイスが、題名にある「悲しみを聴く石」である夫。
主人公の女性が西洋的すぎる気もするけど(イスラム圏の実情は知らないけど)、彼女の告白を通じて、イスラム圏での女性、嫁への理不尽な扱いが見えてくる。
キャラクターに名前がないことで普遍的な存在となり、彼女たちの代弁者になっている。
近くで爆発が起こらない限り、銃声が聞こえている世界が普通というのが恐ろしい。
女性への暴力も戦場も日常なんだけど、そんな世界を求めているはずがないし、それを訴えるの役目を、普段は黙って堪え忍んでいる女性に持ってきたのが上手い。
男だとこうはならなかったと思うんだよね。
自由に向かって告白を続けるが故に高まる緊張。
狂気に陥っていくようにも思えるラスト、「悲しみを聴く石」は砕けたのだろうか?
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