虫歯がきっかけで、6カ月ごとに定期健診をして、歯垢の除去や歯磨きのアドバイスを受けていたのですが、ブリッジをかけていた歯が、その後、ダメになり、昨年、インプラントにしました。保険はきかず、50万ほどの出費は、結構痛手でした。 歯医者さん曰く「歯磨きも上手にできているし、歯周ポケットも浅くなっている」とのことでしたが、十分ケアしていても、発見や治療が遅ければ、完全には治らないようです。 そんなおり、診察室でこの本を見かけたので、購入しました。 一般の人は、歯が痛くなったりしなければ歯医者には行かないでしょう。 でも、この本を読んで、歯は何とも無い時にこそ、歯医者に行って定期的に診察してもらい、予病に努めることの大切さを教えてくれます。歯を失う原因の第一位は、歯周病とのこと。最初は痛みもなく静かに忍び寄ってきます。サイレントキラーにやられる前に、高いインプラントをするハメにならない前に、まだ歯が丈夫なうちにこそ読むべき本です。 日本歯周病学会、日本臨床歯周病学会初の公式本ですので、信頼できると思います。