ブラックペアンは読んだことあるのですが、こちらは初めてで、やっぱり面白いです。 医療ものは大好きです。

本日、商品が届きました。 迅速に発送して頂きまして有難う御座いました☆ 又、宜しくお願い致しますm(_ _)m

(1) 【桜宮サーガ】の最後の事件が「ケルベロスの肖像」と「輝天炎上」であるなら、【過去編】の集大成が「スリジエセンター1991」です。 (2) 「スリジエセンター1991」における主人公は、モンテカルロのエトワールと呼ばれる天城雪彦であり、天城の拝金主義医療を認めない高階講師はフィクサー役です。 (3) 「ケルベロスの肖像」において、高階病院長は、過去の心残りを田口に述懐している。 ・高階「昔、岬に桜の木（スリジエ）を植えようとした人がいた。私はそれを引っこ抜いた。それが正義だと信じていました。でも、長い時間を経て、自分の間違いに気が付いたのです」。 (4) 天才外科医である天城は、東城大の若手医師たちに、大きな爪痕を残していく。 ・速水「天城先生はどうして俺に、弱みをみせたのですか」。 ・天城「空高く天翔ける外科医は、地に堕ちる瞬間の恐怖に怯えている。だがその事実を知っているだけで、いつか救われる日がくるかもしれない」。 後に、東城大ICU部長となる速水は、「ジェネラル・ルージュの凱旋」において、利益の出ないICUの赤字を違法に補填することにより、東城大を去ることになる。 ・天城「良い医療にはカネがかかる」。 (5) 厚生省を目指していた彦根新吾は、天城とウエスギ・モーターズの上杉会長の心臓手術に関わることにより、官僚とは正反対の道を歩み始める。 ・彦根「今はまだ、僕にはこの偉大なる妖怪（上杉会長）には、とても太刀打ちできません」。 (6) 上杉会長の未回収の手術費用と、天城の残したアマギ遺産は、【現代編】である「スカラムーシュ・ムーン」において、彦根の大きな武器となるのであった。

三部作の中で一番感動しました。 チームバチスタからずっとファンで買って良かったです。 足が今不自由で送料無料ですぐ届けてくれるので助かっています。