届いた本のページが折れてたり汚れ、傷、シミ、破れがあるのをみて中古なんだから仕方ないかーと思いました 読めれば良いのでこれから読むのが楽しみです。

内容は面白いですが表紙が傷だらけでザラザラしています。。

初めて読む作家さんでしたが、ドラマ化された別作品を偶然観た事がありました。 主人公・古手川の性格や物の考え方があまり好きになれないかも……上司の渡瀬の方が好き。 実行犯特定に繋がる叙述トリックはせっかく見抜けたのに、そこから犯人に辿り着けなかったのが悔しい。（信じたくないという思いがあったのかも？） 暴徒化した市民が怖過ぎる。 終盤の展開にまたビックリ。ラスト１行でスッキリ！ 続編『カエル男ふたたび』も続けて読みましたが、続編というより完結編なので絶対読んだ方が良いです。

誰かを意のままに操り、「汚れ仕事」をさせたと満足している人間自身も、実は（無意識のうちに）誰かに操られていた、という状況は、例えば会社の人間関係などのような日常生活でもあり得ることなのでしょうが・・・エスカレートするとこういう恐ろしいことになるわけですね。若い刑事の心をとろかす感動的なピアノの調べが、実はアシュケナージの弾き方の丸写しであった（そっくりに弾けること自体、誰にでも出来るわけではなく、すごいことではありますが）こともピアノを利用した一種の人心掌握術であり、「さもありなん」と思いました。