この本に収録されている半分以上のエッセイが、あるWebサイトで無料掲載していると、あとがきに書かれている。 半分以上をWebで無料で読めるのに、本の価格が1980円とは高すぎる。 Webが有料記事ならばまだ納得できるが、残りの半分を読むために1980円を支払うようなものだ。 せっかく遠くから労力をかけて取り寄せただけに、最後にあとがきに書かれていたのを読んでがっかりし、だまされたような気持ちにもなった。

私は口べたで非力なおばさんです。この本を、読書やドラマが好きで涙してしまう方におすすめします。おもしろいです。山田太一さんのドラマが観たくなります。

絶望名言を読んで以来、頭木さんの著作に関心があります。まずキャッチコピーのようなタイトルが秀逸。同調圧力やバッシング、モラルの押し付けなど窮屈な世の中で、ポジティブ＝善に苦痛や違和感を感じている人は、何かしら生きるヒントが見つかるかもしれません。

頭木氏の本は2冊目。 「食べることと出すこと」も秀逸で読み応えがありましたが、こちらも面白かった。たくさんの気づきがありました。 何度も繰り返し読みたくなる本です。