すぐに、届きました。おもしろかったです。

面白かった。投資依存症にならないようにしたい。経済に関する知識を増やしていきたい。

もりながさんはいつも誰も書かないことを書いてくれてはっとすることばかりです。今は投資やっていますがこの本でリスクもしっかり考えるようになりました。このシリーズすべて読みます

余命僅かと宣告させた森永卓郎さんの力作で、政府や金融機関が推し進める投資がいかに危険で有害であるかを教えてくれる名著です。特にイスラーム世界で金利が禁止されていることの理由と背景、チューリップバブルの歴史、マルクス経済学の影響が感じられるものの、純粋な経済学者として資本主義が崩壊する命運など社会哲学の本としても一読に値すると思います。 ただ問題点としては、金が価値を持つ理由を労働価値論を用いて説明されている点が、更に希少性と労力がかかるプラチナより金の価格が大きく上回る現状の理由を説明できていないことは問題で、更に資産保全のため物価変動国債を勧められたいることも「お金が自動的に増える訳がない」という持論と矛盾しているように感じます。 それでも近年は高校の家庭科にまで「金融」が取り入れられるなど、悪しき自己責任論とインフレが止まらない今の堕落した日本社会にとっての処方箋となると感じます。