綺麗な日本語だと思います。 自分が子供のときに読んでもらったのを思い出しました。

ソフィーとお母さんがお茶の時間にしようとしていると、玄関のベルがなりました。ドアを開けると、立っていたのは大きくて毛むくじゃらのとら。とてもお腹がすいているのでお茶の時間に同席したいというとらを快く受け入れたお母さんとソフィーは、とらにサンドイッチやパンをすすめます。ところがとらは一つ食べるのではなく、おぼんやお皿の上のものを全部たいらげていきます。テーブルの上の食べ物や飲み物をすべて食べ尽くしたとらは、台所の食べ物や飲み物も片っ端から食べ始め…。 1968年に英国で出版されて以来、世界で300万部を売り上げ、もっとも人気のある絵本作品のひとつと言われているそうです。 『クシュラの奇跡』で知って、娘が2歳の時に購入。3歳までは全然楽しそうではなかったのに、4歳の時にめちゃくちゃはまりました。毎日何回も何回も読んでと言われました。とらが家のものを何もかも食べ尽くしてしまうのが娘には面白いみたいです。

寅年の知人へのプレゼントに購入しました。すぐに届いてよかったです。内容はなかなか大人な感じでした。

最終的に意味わからんのだけど、そこが良い。 「うろんな客」を思わせるお話でした。 何の答えも誘導しないので、子供と一緒に、何で？を自由に想像できるのも楽しいです。 良いとか、悪いとか、許すとか、許さないとか、窮屈な世界から離れることができる物語でもあると思います。