当時の教科書がこのようになっていたのが良く判りました。

知らないということの恐ろしさを分からせてくれる書物です。まさに目から鱗。今まで生きてきて、ようやく納得できる書物に出会えました。

「歴史」でも「日本史」でもなく、「國史」。 戦前日本が本当に自立していた時代の義務教育教科書だ。 平易でありながら、歌うように流れるような美しいやまとことばでつづられている。 豊葦原瑞穂のクニの情景や、美しい山河が目に浮かぶような表現が、そこかしこに見られる。 読み進むうちに日本に生まれて良かったと思える、そんな書である。 「かまどの煙」の逸話は、帝の仁政を表した有名な内容なのだが、昨今の歴史の授業では教えられないらしい。残念なことだ。 日本人が戦勝国に植えつけられた自虐史観から、自信とアイデンティティを取り戻すためには必読である。 また日本人として誇りを培うためにも、小学生くらいからこれくらいのことは親として伝えていきたい。 そう考える人にとっては又とないテキストになる。 この書との出会いは僥倖であった。日本を思う心ある人は、是非とも読んでほしい。 目頭が熱くなる内容が、随所に見られる。 この書に触れて、心が動いたならホンモノの日本人である。

日本人としての誇りが湧いてきます。 大人、子供問わず、多くの人に読んでいただきたい本です。その為にも総ルビがあればもっと良いと思いました。