発達障害や知的障害を持つ少年が適切な教育や支援が受けられずに非行に走ってしまっている事が良く分かりました。非行や犯罪を他人事と傍観するのではなく社会全体としてとらえないといけないと思いました。超少子化時代ただでさえ少ない子ども。全ての子どもから「生まれてきて良かった。」と言ってもらえる社会にする事が、私達大人がしないといけない事だと感じました。そして、是非若い世代の方にも読んでもらいたい本でした。

前々から気になっていたので購入しました。犯罪心理学寄りではなく、児童心理学寄りの内容でした。主観的な文が多いように感じましたが概ね満足です。

商品もすぐに届きました。書籍の内容もよかったので、おすすめです。

あまり知らなかったのですが、この本は発売当時結構話題になったようです。 少年院に入所している若者達が、多く深刻な知的障害や発達障害などで、認知がゆがんでしまっているという状況を世の中に発信している貴重な本です。 著者の「褒めて育てる」だけでは足らないという問題意識は、私たちもよく考えてみる必要があります。一方で、こうした若者の前に進むエネルギーを取り戻すには、まず少しでも自己肯定感を醸成することも必要で、実際には、この話を世間の若者にそのまま応用するのは難しいかもしれないと思いました。 特に少年院はの子たちは、問題があることは明らかに意識でき、逃げることもできないので、自身の課題と向き合わざるを得ないということがあるからです。多くの行きづらさを抱えている若者は、自身の状況を認識できていないケースも多いので、まずは、どうやって向き合わせるかが問題ですね。