とても感動できる作品です。

私は映画館でも見ましたがDVDも購入しました。

主題歌がドリカムです。
是非、見てもらいたい。

映画を小学生の娘と一緒に見た。
ＤＶＤ化を待っていたので早くから予約。
ストーリーは分かりやすいので子供と一緒に楽しめる。
成海璃子は好感が持てる。
今後期待したい若手女優の一人だ。

思った以上に良い映画でしたよ！成海璃子さんの演技にはカナリ好感を持てますよ！

[感想]
最初は内向的で授業中の朗読で声が小さいと先生から注意されるようなリョウだったが、シンヤとのふれあいで次第に自分を解放していく過程が、子供の成長を見守る親のような気持ちにさせる。
鎌倉の海で大声で叫ぶリョウに泣けた。

相田家のさりげないが暖かい家庭の雰囲気がリョウをやさしく見守る。

クライマックスのシンヤとリョウがはじめて出会うシーンでは、この物語の不思議な設定をうまく利用して、見る人に二人の気持ちを追体験させ、お互いを思いやる気持ちに泣かされた。

シンヤとの通話で一人で笑ったりするリョウは下手をすると電波系の危ない人になりかねないが(苦笑)、そんなことはみじんも感じさせない。
ウィキペディアに韓国映画イルマーレに似ているとあるが、見ている間は特に気にならなかった。

成海璃子が好きなら、十分楽しめる作品だと思う。

[小ネタ]
神童で成海璃子はそのピアノの腕前を披露しているが、リョウが変わっていく過程にピアノが関わっており、本編中にピアノを弾くシーンがある。

シンヤが東京から横浜に向かう電車で西武新宿線？に乗っているが、埼玉方面に向かっているようで鉄っちゃんからツッコミがありそう(苦笑、撮影のため電車を借り切っているためと思われる)。

リョウが駅にむかうバスは霞ヶ丘駅行きになっているが、横浜にそんな駅はなく架空の駅名。
バスは横浜中央バスと書かれているが、神奈川中央交通(神奈中)のバスを借りている。
そのリョウとシンヤが出会う駅のシーンには群馬県の新前橋駅前のロータリーが使われている。

メイキング映像で毎日撮影が終わった後の成海璃子が、ハンディカメラでその日の感想を語ってる。
楽しいコメントが多いが、撮影が最終日に近くなると他の映画と掛け持ちで疲れを感じさせる一面もあったが、元気な笑顔を見せていた。