既に22巻。今後のストーリー展開にも期待してます!!

音楽、バンドを扱った漫画として、ファンタジー要素もありながら、リアリティラインがしっかりしていてとても面白いです。 今巻も音を視覚的に魅せる工夫が素晴らしいです。 歌詞制作での生みの苦しみがじっくりと描かれていて、読んでいるこっちも苦しくなりました。 そのぶん歌詞が出来上がったときは感動を覚えました。 次巻も待ち遠しいです。

いつも泣かせてくれる。やっぱり音楽はいいと思わせてくれる。

シオリ＆ヘンドリクスを含むアメリカ組の出番はまったくナシ。 ヴォーカル目黒ちゃんが歌詞を書く苦悩でページ数をほぼ費やしています。表紙の松田くんがピーピング・トムのファンだったことが明らかになりますが、ピーピング・トムは2巻でドラムのダイハツがカラオケで嫌々歌わされたり、11巻でBTLプロデューサー片平から「ヘッドライナーは古い」として酷評されていたハズ。結局のところ「憎まれ役」としての登場ですが、既刊で片平プロデューサーがピーピング・トムのBTL日本決勝フェスの出演をダメ出ししていたのに「結局出演させるのかい！」、松田くんすごいギタリストのハズなのに「そんなバンドのファンだったのかい！実はショボいな！」と違和感があります。 「目黒ちゃん作詞で苦労する」～「松田、ピーピング・トムにコケにされる」～「トヨタ＆エイミーの会話」までが今巻のあらすじ。まったく盛り上がり要素ナシですが、次巻で「古いヘッドライナー」＝ピーピング・トムに逆襲するのでしょう。片平プロデューサーがダメ出ししたのに出演させたのはナゼか？が説明されることはないでしょうが・・・。ストーリーの綻びが酷い本巻でした。