パナソニックの純正修理部品ですので、品質は全く心配いりません。 ただ、交換作業は難易度が高く、バッテリーの取り外し方が説明書に「バッテリーの廃棄方法」として記載されてはいますが、大変複雑で、細かな作業を必要とするので、この手の分解について腕に自信がある人以外は、少々費用がかかっても修理に出す方が良いと思いました。 UN-10TD6Kを交換してみましたが、防水仕様なので、外装カバーを外すのはゆっくりと、シール材を破壊しないように慎重に作業する必要があります。 カバーを開けた後は、電子回路基板の下にバッテリーがあるため、基板に接続されているケーブルをすべて外して、基板を取り外して、ようやく目的のバッテリーが触れる状態になります。基板に接続されているケーブルの外し方を間違えて壊してしまうと、動作不能になってしまうので、各種のケーブルコネクター構造の知識が必要ですし、作業も細心の注意が必要です。液晶パネルやバックライトのFFCケーブルは、強度が弱くデリケートなので特に注意が必要。 ここまで来れれば、バッテリー交換自体は簡単で、両面テープでくっついているだけなので、ちょっと力を入れて筐体から引きはがせば、入れ替えられます。 結果、電池の持ちも新品同様に復活しました。 しばらく使って、また動作時間が短くなってきたら、再度購入したいと思います。 外装さえ外せば簡単に交換できるというものではなく、一般の人には難しい作業です。電子機器の分解、修理、自作などの経験がある方でしたら、トライする価値はあります。あくまで、ご自身の責任の上で。