自分がバイオ系の分野の職種に就いていること・個人的に遺伝学等に興味があることもあり、クーポン利用でお安く買えるタイミングで購読してみました(分野の専門ではないため、流石に英語の論文を読むのは厳しいので)。 ペーボ博士の自伝的な物語も語られつつ(奥様との馴れ初めが結構衝撃的…)、どうやってネアンデルタール人の遺伝子配列を解析するか、技術的な面も詳細が述べられていて面白かったです。 ヒトゲノムプロジェクトが始まったとき、今みたいに次世代シーケンサーが一般に普及して、こんなに大量の遺伝子配列データを扱えるようになるなんて思いもしなかったもんなぁ…。 この分野の基礎知識がない方にはやや難しい記述などもあるかもしれませんが、それでもできる限り噛み砕いて分かりやすい表現で書かれていると感じました。