初めての分割キーボードに挑戦しました。前の機種は東プレのテンキーレスUS配列（87キー）です。 まず、分割された配列自体へのスイッチング・コストは想像以上に高かったです。 ブラインドタッチができご自身の操作にクセがなければ、基本の文章入力はすぐに慣れます。 一方で、Fnキーとの同時押し、また単体での矢印キーがないことなど キー数が減ったことによる、無意識の誤動作の矯正には時間がかかりました。 とはいえ、1ヶ月程度我慢して使い続ければ、ほぼ問題なく使えるようになります。 分割キーボードを使うことで肩が開き体への負担が減る、という恩恵は今のところ感じていません。 むしろキーボードを配置する横面積が広がったぶん、さらに外側に置くマウスまでの距離が遠くなり マウスへの腕の移動が大きくなったぶん、現在、腕の筋肉痛が起きている状況です。 タッチパッドを新たに導入し、キーボードの内側に設置することも検討中です。 結果として予想と異なるデメリットが多かったですが キーボードとしては打鍵感も含めてとても満足しています。 専用アプリによるクセの強いキーマップ調整も、 YouTubeにある公式のレクチャー動画を見ながら行えば、そこまで難しくはありませんでした。 価格も分割キーボードとしてはリーズナブルな範囲に収まると思いますし 入門機としてのコスパ、満足度は高いと思います。